ウッドシェルター:木造仮設住宅の提案
1 地域の材料(地域産材)でつくる
2 地域の技術でつくる
3 地域の知恵でつくる
わたしたちは、地域のくらしを再生させる拠点となる仮設住宅を、そこに暮らす人たちと共に、地域の中でつくり上げる地産地工型の木造仮設住宅の計画を提案します。長期間の仮住まいに対する負担を少しでも和らげることのできる、木の温もりに溢れた、やすらぎの住空間を提供します。
合板工場の被災により出荷の滞った2.0m・4.0mの原木丸太を有効利用する。
市場で不足している合板を使用しない。シックレスな住環境
地域の大工、建具・家具・塗装等職人による施工。
空間計画
様々な敷地環境に対応するA・B、2つのプランを準備
戸建てを基本に連棟形式にも対応
縁側空間としてのポーチによる柔らかなプライバシーの確保
独立した玄関により、温熱環境とプライバシーに配慮
多様な使用が可能な屋根裏収納スペースを計画
トイレと浴室は分離し、なおかつ入口は脱衣室からも独立した計画