風土を活かすまちづくり
白鷹町の風土を活かしながら、魅力あるまちを再生していくためには、町民と行政が一丸となってまちづくり(ひとづくり、ものづくり、ことづくり)をすすめていくことが大切です。新庁舎等を再建することは、このまちづくりのためのきっかけとなり、実践の場となります。

気軽に活用する空間
新庁舎等の計画にあたっては、町民も主体的・自主的に参加することでコミュニケーションや議論が生まれ、そして協働することで、庁舎完成後も町民が積極的に活用していく場となると考えています。このことで、まちづくりに対する意識が向上し、町の発展につながる新しい共生の場=ベースキャンプとすることを目指します。町民が特に用事がなくても気軽に集まりやすいサロンのような雰囲気として、情報を得たり交換したりできるようにします。また、町民や来客そして観光客に開かれた場として、様々なコミュニケーションや活動が生まれる施設とすることを目指していきます。

多目的な広場
広場を中心に、これを囲むように各建物を配置することで、落ちつきがあり様々なイベントにも対応できるまちの広場とします。まちの広場は、日常的には町民の公園として開放し様々な祭りや産直市場、コンサートなどのイベントにも対応できます。また、災害時などは、駐車場や一時避難所として活用することもできます。

4 月 2016
カテゴリー: 公共建築
SHAA - 白鷹町まちづくり複合施設プロポーザルSHAA - 白鷹町まちづくり複合施設プロポーザル
Shoichi Hariu